人の美しさや魅力を引き出すお手伝いをするメイクアップアーティスト。テレビや雑誌などの華やかな舞台で活躍する人のメイク、大事な日を飾りたいお客様の大切なメイクなどを担当します。
人に施す技術は派手で華やかなものですが、メイクアップアーティストは主役ではなく裏方。縁の下の力持ち的存在です!
そして、そんな縁の下の力持ちであるメイクアップアーティストの人達が「あるある」とうなずいてしまうことがあります。
よくある苦労や、よくあるトラブルなど、実にさまざまな「あるある」があるので、皆様にご紹介したいと思います!
メイクアップアーティストのあるある7選
1.イメージを実際に形にするのは難しい
メイクアップアーティストは、相手の好み・服装・似合うカラーなどを考慮し、イメージ通りに仕上げることが仕事です。メイクアップアーティストのほとんどの人は、頭の中では「この人にはこういう風にした方が似合う」「この人の顔のパーツなら、こうしたら完璧」とイメージがつくもの。
しかし、これは口でいうほど簡単ではありません。経験を積んだメイクアップアーティストでも、イメージを形にすることは難しいと言います。
ひとりひとり異なる顔立ちと向き合い、相手のイメージを的確に表現する技術は、新人もベテランも等しく難しいのです。
メイクアップアーティストという仕事を続ける限り、イメージを的確に表現する技術力は、追求を続けなければならないと言えるでしょう。
2.思ったよりも重労働
メイクアップアーティストは華やかな仕事のイメージが大きいですが、「思ったよりも重労働」と答える人が多いです。メイクを行う時は立ち仕事で、中腰になったり日常生活では長時間しない体勢を続けます。
また、重たいメイクボックスを持ち運びすることも多く、慣れないうちは全身が筋肉痛になることも。メイクアップアーティストの中には、整体に通って定期的にリフレッシュするようにしている人は少なくありません。
3.対人ストレスがある
メイクアップアーティストは、メイクをする相手がいるからこそ成り立つ職業です。必ず人と関わる職業なので、メイクアップアーティストを続けていれば色々な人と巡り合うでしょう。
時には自分と合わない人、不快を感じる人を相手にメイクをしなければならないこともあります。
また、特別苦手な相手じゃなくても、対人ストレスは溜まるものです。個性や性格は人それぞれ。毎回違う対応を求められる接客業ですから、少しずつ対人ストレスが溜まって疲れてしまうのはよくあることなのです。
4.自分に自信が持てるようになる
メイクをしてコンプレックスを目立たなくし外見を美しくすることで、人は自信が増すものです。メイクアップアーティストなら、完成したメイクに喜び、自信を増した様子を目の当たりにすることでしょう。そうした反応があるということは、メイクアップアーティストとしての腕が良かったからだと言えます。
お客様に喜んで貰うことはメイクアップアーティストの喜びのひとつになり、その積み重ねが自信に繋がっていくのです。
5.他人のメイクをチェックしてしまう
他人のメイクをジロジロ見るのは良くないと分かっていても、「やめたくてもやめられない」というメイクアップアーティストは少なくありません。無意識に女性のメイクをチェックし、「私ならこういう風にメイクする」「ここがコンプレックスなのかな」と考えてしまうのです。
また、雑誌やテレビ、映画などを見て出演者のメイクを観察し「どういうコンセプトでこういうメイクになったんだろう」「このメイクはどうやっているんだろう」と気になってしまい、集中して作品を見ることができないのもメイクアップアーティストのあるあるです。
6.メイクアップアーティストの腕力はすごい
メイクアップアーティストは涼しい顔をして素敵なメイクで人の魅力を引き出しますが、実は腕力が強くて腕の筋肉がすごい!というのが、あるあるです。
メイクアップアーティストは、メイク道具が入ったケースを持ち運びます。このケースは30kg弱あることもあり、それで腕の筋肉が発達するのでしょう。
普通の人と比べたら、平均以上の腕力があるメイクアップアーティストは多いです。
7.拘束時間が長い上にスケジュール通りにならない
どのように働くかにもよりますが、メディアの仕事に就くとすると拘束時間が長い上に、スケジュール通りにならないことは「あるある」です。
ロケは早朝・昼間・深夜など不定期。メイクアップアーティストはロケに合わせて前もって現場入りし、ロケ中はこまめに演者のメイクを整えるために待機し、仕事が終われば仮眠をして次の仕事へ…といった具合になる場合がよくあります。
拘束時間が長いため、自由な時間が少ないと悩むメイクアップアーティストも存在しますが、これが逆にやりがいがあると張り切る人も多いです。
まとめ
メイクアップアーティストには、心や体に疲労やストレスを感じることが多々あります。
はじめのうちは辛いと感じたりするかもしれません…
「せっかく華やかな世界に飛び込んだのに」と、がっくりすることもあるかもしれませんね。
しかし、その辛い経験や重労働は着実に自分の力になり、メイクアップアーティストとしてワンランクもツーランクも上のメイクアップアーティストになっているでしょう!
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