ヘアセットやメイクが好きで、将来はヘアメイクになりたいと漠然と考えている方は少なくないのではないでしょうか。
見ているだけでもワクワクしてしまう化粧品・化粧道具に囲まれ、華やかな仕事が自分の職になったら、とっても素敵ですよね。
では、将来はお客様を華やかに輝かせるヘアメイクになりたい方は、具体的にどのような仕事内容かご存知でしょうか？
イメージとしては華やかですが、本当のヘアメイクを知るとイメージが少し変わるかもしれません。こちらではヘアメイクの仕事内容をご紹介しています。将来ヘアメイクを目指しているので仕事内容を知っておきたいという方の参考になれば幸いです。
【気になる！】ヘアメイクの仕事内容とは
ヘアメイクはどんな所で活躍する職業？
そもそもヘアメイクはどんな所で活躍している職業なのでしょうか。需要がある職場は限定的なイメージもありますが、案外活躍の場は広く就職の選択肢が多い職業と言えます。
テレビに出演する芸能人のヘアメイクをしたり、雑誌や映画などのメディアで仕事をする場合も。
他にも舞台演劇、ファッションショー、ブライダルサロン、化粧品メーカー、美容院など、活躍できる場所はこんなにあるのです。
ですから、ヘアメイクになった暁には、どこでどんな風に働きたいのかまで考えておく必要があるでしょう。
ヘアメイクの仕事内容とは
ヘアメイクの仕事内容は、ヘアセットをしたりメイクをしたりするというのは、どこに就職しても共通しています。
しかし、就職した場所に合わせて求められているヘアメイクには違いがあるんです。具体的にどのようなヘアメイクが求められているのか、就職場所によって異なる点をご紹介します。
ちなみに、ここでご紹介するポイントは美容師免許を取得していることを前提としています。
①美容院
美容院にはヘアセットと合わせてメイクを依頼するお客様も来店します。入学式、卒業式、成人式、行事で自分では難しいヘアメイクをお願いしたい場合に来店する場合が多いですね。
特別な日を素敵な一日にして頂くため、お客様の要望に応え仕上げていきます。そのため、お客様のリクエストひとつひとつに柔軟に応える技術力が欠かせません。
また、ヘアメイクだけでなく着物の着付けの段階から依頼をされるお客様もいます。
その場合、美容院に着付けができるスタッフがいなければ依頼をお断りする形になるのですが、着付け技能検定を受験し資格を取得していれば、着付け・ヘアセット・メイクすべて行えます。
着付けができるヘアメイクはかなり貴重な人材なので、就職の際には強みになるでしょう。
このように、美容院で働く場合はヘアセットやメイク、着付けの対応をするのが主な仕事となっています。それらの予約が入っていなければ、美容師免許をいかして美容師として働いたり、アシスタントに回るといった場合もありますよ。
②ブライダルヘアメイク
新郎新婦からのオーダーを受け、衣装に合うヘアメイクに仕上げます。和装・洋装どちらの衣装にも対応できるよう、和・洋に合うヘアメイク技術が必要です。
結婚式を始める前や式の最中など、常に新郎新婦がキレイな状態を保てるようにそばでお直しに入ることも。衣装の崩れを直すこともあるため、着付けができるのを条件に採用しているブライダルサロン・結婚式場もあるようです。
式前のセットだけでなく、式中も常に新郎新婦の身の回りのお世話をするため、1回の拘束時間が長く比較的大変な仕事内容になります。
③テレビ、映画など
ヘアメイクの仕事内容とは、芸能界での活躍をイメージする人が多いのではないでしょうか。多くの人に自分が仕上げたヘアメイクを見てもらいたいなら、メディア関係に就職するのが良いでしょう。
仕事内容としては、芸能人やモデルのテレビ番組・CM用のヘアメイクを担当。CMや番組の内容に合わせたヘアメイクを指示されるので、指示に沿ったヘアメイクを仕上げます。
ただ、ヘアメイクのやり直し・お直しなどが必要になる場合があるので、撮影の最中は待機を求められることも。撮影はすんなり終わることもあれば長引くこともあり、ときには現場に長時間拘束されてしまう日もあるでしょう。
④舞台、ファッションショーなど
舞台やファッションショー向けのメイクは、一般的なメイクでは衣装に負けてしまいます。派手な衣装やシチュエーションに負けないよう、舞台やファッションショー専門のヘアメイクは高度な技術が必要です。
舞台メイクや特殊メイクなどは一般的な手法と異なるため、専門的な学校や講座に通い技術を会得する必要があります。舞台、ファッションショーに出演する演者・モデルは汗をかいてメイクが崩れたり、髪型が崩れたりしやすいため、ヘアメイクは常に舞台裏で待機します。そのため、1回の仕事に要する時間は長くなりがちです。
まとめ
限られた場所で活躍している専門的な職業のイメージをしがちなヘアメイクですが、案外色々な場所に就職先があります。
色々な就職先があるので、自分はヘアメイクになったらどの業界に行きたいのかを考えましょう。業界によっては、さらに別の資格・技術・知識が必要になってきます。
そういった部分を考えながら進んでいくと効率よく勉強ができ、いざプロになった時には必要な資格や技術が揃っているはずですよ。
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