ヘアセット、メイクのプロフェッショナルであるヘアメイクアーティスト。テレビや雑誌などのメディア、ブライダル、美容室などで活躍しています。
将来はヘアメイクアーティストになりたいという夢を持つ方は多いと思いますが、ヘアメイクアーティストになるための進路はほとんど美容師と一緒です!
ヘアメイクアーティストのあるある6選
ヘアメイクアーティストは髪の毛を触る場面が必ずあるため、美容師の免許が必要になります。ヘアセットする上でカラーリング剤・ハサミなどが必要になりますが、これらを扱うには美容師免許がなければなりません。もちろん、ハサミやカラーリング剤を使わないヘアメイクアーティストになることは可能です。
しかし、それでは仕事の幅が狭く、就職に苦労するでしょう…
このように、ほぼ美容師と同じ進路を進むヘアメイクアーティストですが、実際ヘアメイクアーティストになるとどのようなことが待っているのでしょうか。こちらでは、ヘアメイクアーティストの「あるある」をご紹介しています!
1.勉強に終わりがない
美容業界のブームはシーズンごとにめまぐるしく変わるため、ヘアメイクアーティストになったら勉強は終わりというわけにはいきません。
常に最新のブームを先取りし、技術を取り入れるための勉強や練習が必要になるのが、ヘアメイクアーティストのあるあるです。
ヘアメイクアーティストを続ける限り、ヘアメイクに関する勉強に終わりは無いといえるでしょう。もし勉強も練習もせずにいれば、ブームに乗り遅れてしまい、お客様や職場からの要望に応えることができず、仕事の幅が狭まってしまいます…
希望通りのヘアメイクに仕上げることは、ヘアメイクアーティストの信用に関わる問題。常にアンテナを張って、最新の知識を取り入れていくのが大変でもあり楽しいと、多くのヘアメイクアーティストが語っています。
2.長い爪のおしゃれは楽しめない
ヘアメイクアーティストは人の頭・顔に触れるので、万が一にも爪でひっかいて傷付けてしまわないよう、爪を短く整えている人が多いです。
特に、メイクをする時には細心の注意が必要になります。デリケートな目元に傷をつけてしまったら、大変ですよね!
そのため、ヘアメイクアーティストは長くておしゃれなネイルにすることはほとんどありません。ヘアメイクアーティストの手元を見ると、長い爪をしている人は少なく、短い爪を綺麗に飾っている人が多いです。
3.腰痛になりがち
ヘアメイクアーティストは、ヘアセットとメイクを担当します。メイクをする時にはお客様の横から割り込むような体勢でお化粧していくので、腰に負担がかかりやすいのです。
若いうちは「大丈夫そう!」と思うかもしれませんが、ヘアメイクアーティストとして経験を積んでいくうちに腰への負担も蓄積し、ある日突然腰痛に悩まされるようになることも…
痛みを感じなくても、ヘアメイクアーティストとして仕事をしていくなら、腰はよく労るようにしたほうが、将来腰痛の悩みを予防することに繋がるでしょう。
4.美容師免許を積極的にアピール
ヘアメイクアーティストは美容師の免許を取るのが一般的ですが、美容師免許がなくてもヘアメイクアーティストになることはできます。カラーリング剤やハサミを使わないセットならできるのです。
しかし、カラーリング剤とハサミが使えないと仕事の幅がかなり狭まってしまいますから、ヘアメイクアーティストとして活躍したいのであれば、美容師免許は必須です。
美容師免許があるのはヘアメイクアーティストのアピールポイントですから、就職の際には美容師免許があることを前面に出していく方が多いです。
5.コミュニケーションが大変
ヘアセットとメイクをしている間、お客様と会話をしながら施術を進めていくことも少なくないヘアメイクアーティスト。
中には「放っておいて欲しい」というお客様もいますが、お店の方針で最低限会話をするように指導される場合もあります。
しかし、お客様はお喋りが得意な人もいればそうではない人も。ひとりひとりに合わせたコミュニケーションが必要になるため、「コミュニケーションが大変」というヘアメイクアーティストは多いです。
6.喜んで貰えて嬉しい・自信がつく
メイクやヘアセットをし終えた後、お客様に喜んで貰えたり、まるで芸術作品のような出来栄えに、嬉しくなりますし自信がつきます!
イメージ通りの仕上がりになれば、自分にはきちんと技術力が備わっていることが実感できますよね。お客様の笑顔や成功の積み重ねが喜びと自信に繋がることは、多くのヘアメイクアーティストが体験しています。
まとめ
多くのヘアメイクアーティストが「あるある」とうなずくことを6つ集めてみましたが、いかがだったでしょうか。
ヘアメイクアーティストを目指している方にとっては、「ヘアメイクアーティストになると、こんな出来事があるんだ」と、参考になったかと思います。
ヘアメイクアーティストには大変なあるあるも、自分の為になるあるあるもありますが、それらを体験することで、腕の良いヘアメイクアーティストへどんどん近付いていくんですよ。