いま、「目標にしたい」と思う有名なメイクアップアーティストはいますか?目標になるメイクアップアーティストの技術や特徴を分析することは、プロのメイクアップアーティストを目指す人にとって、とても良い勉強になります。
こちらでは5人の有名なメイクアップアーティストを紹介しているので、勉強したい・目標にしたいと思えるメイクアップアーティスト探しの参考にしてみてください。
目標にしたい有名なメイクアップアーティスト
1.IKKO
オカマキャラでTV番組を賑わせているイメージの強いIKKOさんですが、メイクアップアーティストとしての実力も確かなものをお持ちです。
IKKOさんは神奈川県の美容室で修行を積み、芸能人のメイクを担当するほどに成長しました。
雑誌やテレビ、舞台、広告などで色々な女優のメイクを担当し、その出来栄えに女優さんたちは大絶賛。「メイクはIKKOさんがいい」と言われるほど、人気のメイクアップアーティストになりました。
IKKOさんはメイクの腕だけでなく、オカマキャラと明るいキャラクターに注目が集まり、タレントとしても活躍しています。出演したテレビや雑誌でも、IKKOさんが得意な陶器肌メイク・和装に合うメイクで注目され、世代問わず大人気に。
IKKOさんが紹介するアイテムは爆発的ヒットするといわれ、影響力もあります。IKKOさんのように影響力もあるメイクアップアーティストになりたいと憧れる方も多いでしょう。
2.久保雄司
「ナチュラル」を大事にするメイクが特徴的で、血色が良くツヤ感あるメイクは「クボメイク」と呼ばれています。もともと久保雄司さんはモデルでしたが、その後に美容専門学校を卒業し、美容師として働きました。そして美容院を退社後に自分のサロンをオープン。
メイクアップアーティストですが、ヘアカット・アレンジ技術もかなり高く、多くの雑誌でヘアメイクを担当してきました。
お風呂上がりっぽいセクシーなほてり、寝起きっぽいあどけなさを感じるメイクは、多くの女性に親しまれています。
3.嶋田ちあき
メイクアップアーティストのアシスタントとして働きながら技術を磨き、アシスタントを約6ヶ月経てプロのメイクアップアーティストとしてデビューしました。アシスタント期間がわずか6ヶ月というのは、嶋田ちあきさんの実力が相当なものだったためだと言われています。
プロデビューした後はテレビ業界で活躍するモデル・女優のメイクを担当。松田聖子の絶頂期は、嶋田ちあきさんがメイクをしていました。
その後はメイク学校の運営や、メイク指導、など、これからプロのメイクアップアーティストとして羽ばたく世代の後押しをしています。
4.植村秀
ハリウッドでもメイクアップアーティストとして活躍してきた、メイクアップアーティストの中でもトップクラスの植村秀さん。
「shu uemura」の創始者で、日本の美容業界を牽引する存在です。メイクアップアーティストを目指す人なら、一度は憧れたことがあるのではないでしょうか。
そんな植村秀さんですが、植村秀さんも最初はアシスタントでした。ある日、代理でシャーリー・マクレーンのメイクを行った所、周囲からその腕を認められ、アシスタントを卒業したのです。
その後もハリウッドでメイクアップアーティストとして技術を磨き、活躍をし、1983年に表参道にshu uemuraのビューティーブティックをオープンしました。
植村秀さんがハリウッドで活躍したのは1950年代。当時はまだ男性が美容業界で活躍するのは珍しい時代です。それにも関わらず、キャリアを築き上げた植村秀さんは、メイクアップアーティストたちの目標と言えるでしょう。
5.山本浩未
資生堂美容学校を卒業した後、資生堂ビューティークリエーションで商品の開発に携わってきた山本浩未さん。
独立後は自ら会社を設立し、肌トラブル・骨格の悩みをメイクで解決する書籍を出版したり、トークショーなど、幅広く活躍をしています。
また、資生堂ビューティークリエーションでの商品開発の経験をいかし、自分の会社で「スチーム洗顔タオル/スチームON顔」をPLAZAと開発。美容知識を広めながらも、商品開発にも手を抜かない姿勢は、目標にしている人も多いのではないでしょうか。
商品開発にもメイクにも興味がある人には、山本浩未さんを目標のメイクアップアーティストとしておすすめします。
メイクが好きな人は、有名なメイクアップアーティストに「メイクをしてもらいたい」「○○さんのメイクが好き」と思うことはよくあるでしょう。
これからプロを目指すなら、自分が目指したい有名なメイクアップアーティストを見つけ、技術やメイクの特徴をしっかり観察するのも勉強になります。
有名なメイクアップアーティストがどのようなメイクをするのかを分析できるようになれば、また一歩プロに近づくはずですよ。