【資格】まつ毛パーマに資格は必要?美容師免許は必要なし?

まつ毛パーマイメージ

まつ毛パーマは日常のおしゃれや結婚式などのイベント時など、さまざまなシーンで自身の魅力を引き出せる方法です。まつ毛パーマの人気は高く、多くの人がアイラッシュサロンなどで施術を行っています。その需要の高さから、まつ毛パーマができる人材にも注目が集まっています。まつ毛パーマや目元周りのおしゃれに関する専門スキルを持つ人材は、今後も多くの職場での活躍が期待されるでしょう。

そんな今話題のまつ毛パーマを行うには、資格の取得が重要です。例えば「美容師免許なしで施術はできるのか?」「資格なしで就職は可能なのか?」といった点に、疑問を持つ人も多いでしょう。本記事ではまつ毛パーマの施術に必要な資格について、詳細を解説します。これからまつ毛パーマなどを中心に担当する美容関係者を目指すのなら、資格の必要性について確認してみてください。

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まつ毛パーマとは?

まつ毛パーマの担当者となるには、そもそも「まつ毛パーマとは何か?」という点をよく理解する必要があります。以下では、まつ毛パーマの基本から解説します。

まつ毛にパーマをかけてカールさせる方法

まつ毛パーマとは、その名の通り、まつ毛にパーマ液となる薬剤を塗布してカールさせる施術のことを指します。その人が持っている地まつげの長さや量を活かしつつ、目元をより美しく見せることが可能です。まつ毛パーマは専用のセット用品を購入することで個人でも施術できますが、一般的にはプロに任せることが推奨されます。美容院やアイラッシュサロンといった場所なら、まつ毛パーマの専門家に施術を依頼できます。

まつ毛パーマの施術方法には、「ロッド式」と「ビューラー式」の2つがあります。ロッド式ではシリコン製のロッドを使って、1本1本のまつ毛をカールさせます。ロッドのデザイン次第でカールの仕方が変わるため、さまざまなかたちでのまつ毛パーマを楽しめます。1時間の施術で3〜6週間ほど持続し、値段は5,000円程度からとなっています。

ビューラー式では通常のメイクと同様に、ビューラーを使ってまつ毛をカールさせます。薬剤を塗布してビューラーで挟み込み、想定するかたちにカールさせるのが基本です。ロッド式のように1本1本をカールさせるのではなく、まとめてカールさせる方式であるため、均一なかたちにはならない点に注意が必要です。施術時間は30分程度と短く、それでいてロッド式と同じで3〜6週間程度は持続します。施術費用も3,000円程度と安めなケースが多いです。

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まつ毛パーマの魅力

まつ毛パーマを行うことで、目元の印象がよくなる点が大きなメリットです。まつ毛がカールすることで目元が明るくなり、目を大きく見せることもできます。また、本来の地まつ毛を使っているため、ナチュラルな仕上がりになる点も魅力です。目元が派手になりすぎないため、ノーメイクでも自然なかたちに整います。また、カールした状態がキープされるため、メイクの際にビューラーでまつ毛を整える必要がなくなります。メイクにかける時間が短縮されるだけでなく、まつ毛のダメージを抑えられる点もメリットです。

まつ毛パーマを持続させるには、まつ毛用の美容液を使ってダメージをケアしたり、目元を擦って摩擦を与えたりしないようにといった点に気を使うのがポイントです。目元を大切にしつつ、1日に1〜2回の美容液によるケアを行うことで、まつ毛パーマの状態を長くキープできます。

まつ毛にパーマとまつ毛エクステの違いとは?

目元周りに関する施術には、まつ毛パーマのほかにも「まつ毛エクステ(まつエク)」があります。まつ毛エクステとは、本来のまつ毛に人工まつ毛を装着し、ボリュームをアップさせる施術のことです。グルーと呼ばれる専用の接着剤を使用し、1本1本人工まつ毛を加えていきます。そのためまつ毛の量が少ないことに悩んでいる場合には、まつ毛エクステによる施術がおすすめです。

まつ毛エクステの価格は、使用する人工まつ毛の本数や毛質などによって変わります。一般的に1回のまつ毛エクステで使用する本数は、60〜100本程度です。毛質にはシルク・ミンク・セーブルといった種類があり、柔らかな素材ほど高価になります。これらの情報とその地域の平均価格などが考慮されて、施術費用が決まります。多くの場合には5,000〜10,000円程度が相場になるでしょう。

まつ毛パーマの施術に資格は必要?

まつ毛パーマを行うには、資格の有無が問われます。「無資格でも施術できる」といったケースは昔の話で、現在は資格取得が必須となっています。以下では、まつ毛パーマの施術における資格の必要性について解説します。

まつ毛パーマを行う際には美容師免許が必須

まつ毛パーマを行う際には、美容師免許が必須となります。美容師免許は本来、髪の毛のカットなどを含めた美容師の仕事を行うために必要とされる国家資格です。そのためまつ毛パーマをするだけなら、美容師免許なしでも問題ないと考える人は多いです。しかし、原則としてまつ毛パーマの施術を行う際には、美容師免許の取得を済ませていることが条件です。無資格の人が対応すると、店舗の営業資格にまで影響するリスクがあります。そのためまつ毛パーマを仕事で行う際には、まず美容師免許の資格取得を目指しましょう。

美容師免許が必要な理由

まつ毛パーマの施術は、2000年代初頭までは無資格で実施可能でした。そのため美容師免許なしでも、問題なくまつ毛パーマの施術を担当できた時代は実際にあったのです。しかし、まつ毛パーマの施術後にさまざまなトラブルが発見・報告されるようになったため、厚生労働省は2008年に通達を行い、まつ毛パーマの施術時には美容師免許が必須になりました。目の周りはほかの部分よりも皮膚が薄く、トラブルが発生しやすいです。そのためパーマ液が皮膚に触れて火傷のような見た目になったり、目に入って異常が起きたり、まつ毛が縮れたり抜けたりといったトラブルが多発しました。

そういったトラブルを防ぐために、今では専門知識・技術を持つ美容師しか、まつ毛パーマを担当できないことになっています。

美容師免許を取得する方法

まつ毛パーマおよび関連する仕事に就くには、美容師免許の取得が必要です。美容師免許は国家資格であるため、取得のためには所定の条件を満たして準備を進めておく必要があります。以下では、美容師免許の取得方法について解説します。

美容師の養成施設を卒業する

美容師免許を取得するには、美容師の養成施設に進学して学び、卒業する必要があります。専門学校や大学などの養成施設で知識・技術を身につけることが、美容師になるための基本です。養成施設では実践的な授業を通して、本格的なスキルを身につけられます。美容師の基本業務はもちろん、まつ毛パーマやまつ毛エクステの方法を学べる学校も増えています。そのため美容師免許の取得およびまつ毛パーマを施術できる人材を目指すのなら、まずは美容師の養成施設に進学して卒業を目指しましょう。

美容師免許の国家試験に合格する

美容師免許を取得するには、養成施設の卒業後に国家試験を受験して合格する必要があります。美容師免許の国家試験は、毎年2月と8月に実施されています。新卒の場合には合格率が約90%と高いですが、既卒の場合には約40%にまで落ち込みます。卒業から時間が経過するほど、学んできたことを忘れてしまうため、早期合格を目指すのが美容師免許を取得するコツです。

美容師免許なしでもまつ毛関係の仕事はできる?

「美容師免許なしでもまつ毛関係の仕事はできる」という意見を、ネットなどで聞くことがあります。しかし、先ほど解説したようにまつ毛パーマの施術には、美容師免許の取得が必須となっています。一方で、自分のまつ毛に対して施術をする際には、美容師免許なしでも問題ありません。市販のまつ毛パーマ用品を購入するだけで、自分でカールさせることは可能です。とはいえ、持続性や完成度はプロの施術と比較すると大きく変わるため、より綺麗に見せるのなら美容師免許を持つ人に依頼することが多くのシーンでおすすめされています。そういった需要に応えるためにも、美容師免許の取得を目指すとよいでしょう。

美容師免許の取得によって目指せる職業

美容師免許の取得は、さまざまな職業への就職に役立ちます。将来の進路を広げる結果になるため、積極的な取得がおすすめされます。以下では、美容師免許の取得によって目指せる職業を紹介します。

美容師

美容師免許を取得することで、美容師の仕事に就けるようになるのが何よりも大きなメリットです。美容師を求める職場は多く、現在も既存の美容院や新規開店を目指すオーナーが人材を募っています。特に専門学校で本格的な知識・技術を身につけ、即戦力として活躍できるレベルの人材は、さまざまな職場で求められるでしょう。美容師として経験を積んでいくことで、将来的に独立を考えることも可能です。自分の美容院を持つ夢も叶えられるため、将来を見据えて美容師免許を早めに取得するのもおすすめです。

アイリスト

美容師免許の取得は、目元の美容に特化した「アイリスト」になるきっかけとなります。アイリストとは、まつ毛パーマやまつ毛エクステなど目元の美容に関するプロフェッショナルです。お客様にカウンセリングを行って悩みを把握し、薬剤への皮膚の反応などを確認したうえで施術に臨みます。カウンセリングの内容を参考に必要な施術を明確にして、まつ毛パーマ・まつ毛エクステ・アイブロウなどを行います。

アイリストはアイラッシュサロンやトータルビューティサロンなど、サロンでの活躍が基本となります。実績を重ねることで、将来的には独立して自身のサロンを持つことも視野に入ります。

美容師免許以外に取っておいた方が良い資格は?

美容師免許があればまつ毛パーマをお客様に施術することが可能になるので、必ずしも資格は必要ではありません。しかし、資格の勉強をすることでよりまつ毛パーマの深い知識が得られ、お客様からの信頼獲得にもつながります。

また、まつ毛パーマへの知識が深まると、お客様に具体的なアドバイスやカウンセリングができるようになるでしょう。お客様の目の形に合わせたデザインの提案、アフターケアの仕方など、専門知識をいかすことができるのが、資格を持っている人の強みです。

プロアイリスト検定

1・2・3級からプロアイリスト認定講師までの段階に分かれており、目元への安全に考慮した施術を学ぶ内容になっています。公衆衛生、皮膚の構造、技術などの知識を総合的に学ぶことができるので、お客様への安全な施術を心がけるには取得を目指して損はないおすすめの資格です。

JEA技能検定試験

1級から3級までの段階があり、取得することでお客様からの信頼を獲得したり、技術があることを証明することができます。

また、JEAの会員になると、定期的に開催されるセミナーや交流会に参加でき、知識や技術のアップデート、人脈つくりが可能です。将来は独立したいと考えていたり、同じ業界で頑張っている人とのつながりをつくりたいと考えていたりする方には、JEA技能検定試験は特におすすめと言えます。

まとめ

まつ毛パーマの施術を行うには、美容師免許の取得が必須です。美容師免許を取得してはじめて、まつ毛パーマによる施術を担当できるようになります。そのためアイリストなど目元に特化した美容関係の職種を目指す際にも、美容師免許の取得を考えて行動する必要があります。事前にまつ毛パーマの施術内容と対応するための条件、美容師免許の取得までの流れを確認し、必要な準備を進めておくのがポイントです。

まつ毛パーマを担当できるアイリストを目指しつつ、美容師免許の取得を叶えるのなら、「ロゼ&ビューティー美容専門学院」への進学がおすすめです。「ロゼ&ビューティー美容専門学院」ではトータルビューティーを学びつつ、アイリストになるための専門知識・技術を習得できます。卒業に合わせて美容師免許の試験に挑戦する権利も得られるため、スムーズに目指す職業への習得を叶えられるでしょう。

この機会に「ロゼ&ビューティー美容専門学院」の特徴を、ぜひホームページやSNSからご確認ください。

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