将来はアイデザイナーとして活躍をしたいという夢を持つ方も、休日はどれくらい取れるかという現実的な部分も気になるでしょう。休日があまり取れなければ精神的にも肉体的にも厳しいですし、趣味が制限されてしまうのも避けたい方が多いのではないでしょうか。
休みの頻度・取り方は働き方にもよりますが、こちらの記事ではアイデザイナーの平均的な休みの頻度について解説していきます。
実際アイデザイナーは長期休みをとれる?
そもそもアイデザイナーは長期休みを取れる職なのでしょうか。実は普通の会社員のように、有給休暇を取れるサロンも多いので、長期休暇をとることは可能です。
実際、通常の休みと有給を合わせて1週間くらいの長期休暇をとるアイデザイナーもいます。
しかし、長期休暇をとるのはリスクもあるため、頻繁にとることはあまりオススメではありません。
長期休暇を取るリスクについて…
その理由は、アイデザイナーは美容師のようにお客さんから指名をもらうことがあるからです。
人気のアイデザイナーになると指名をもらうことが多くなり、長期休暇を取るのが難しくなってしまいます。
また、別の懸念点としては、長期休暇をとることで固定客が離れてしまう可能性があるということです。長く休むと固定客が別の店舗に流れてしまい、そこのお店のアイデザイナーに乗り換えてしまうケースは少なくありません。
ですから、アイデザイナーは長期休暇をとるのは可能ではありますが、場合によっては長期的に休むことが難しかったり、長期休暇を避けた方が良い場合があるのです。
アイデザイナーの平均的な休みの日数
アイデザイナーは、正社員の場合週休2日、月に8日ほどの休みがとれます。ただ、休みの曜日は平日になることが多いです。
美容院もそうですが、美容業界はお客様が仕事の休みである週末に来店することを考え、たいてい土日祝日はお店を開いています。
ただ、お店によっては実働時間10時間をとっている場合もあり、その場合には月に10日ほど休めることもあります。休みの数は働く時間によることもあるので、就職する前には休日の頻度をよく確認したり、相談するようにしましょう。
アルバイト・パートは比較的自由に休める
正社員の場合、月に8日が平均的な休暇の日数ですが、アルバイトやパートとして働く場合は、休みはもっと多く取れるでしょう。
比較的シフトの希望が通るので、働く時間は短めで、休みも多めにするのも可能なのです。平日のみ働き、土日は休むアイデザイナーもいます。
正社員だと土日は休みにくいところ、アルバイト・パートなら土日に休めるのです。
独立している場合の休み
自分でサロンを開き独立している人の場合、休みの取り方は自由と言えます。他に雇っている人がおらず、スタッフが自分だけの場合、予約が入っていなければ好きなように休めるでしょう。
ただ、好きなように休み過ぎて固定客が他のお店に行ってしまっては大変です。独立した以上、お店を守るのは自分。
休みをとりすぎてお客さんがいなくなってしまったということにならないよう、気を付けなければなりません。
アイデザイナーは休みに何をする?
アイデザイナーは休日が平日になる場合が少なくなく、友達と都合が合わず一人で過ごす人が多いです。友達となかなか会えないと嘆くアイデザイナーもいますが、人気の店も平日なら快適だと喜ぶアイデザイナーもいます。
また、アイデザイナーは取っておくと実力のアピールになる民間資格がたくさんあります。休みの日は資格取得の勉強をし、スキルアップを目指す人も多いですね。
他にも、休日には整体に行くアイデザイナーも多いです。アイデザイナーは細かい作業を集中して長時間行うため、肩こり・腰痛が悩みになりやすいです。
慢性化すると定期的にケアをしないと体が動かなくなるほどの人も少なくなく、体の不調が起こりやすい人は、休日に整体でマッサージを受ける場合も。
アイデザイナーになるとどれくらい休みがあるのか疑問に思っていた方は、納得のいく答えが見つかったでしょうか。
決して休みが少ない職業ではないですが、休みが平日になりやすいのがアイデザイナーの特徴です。土日休みは全くとれないわけでもないので、あまり心配することはないでしょう。
また、スキルアップに役立つ民間資格がたくさんあります。アイデザイナーとしてさらに腕を磨き、固定客をゲットしたいと考える方は、アイデザイナーの資格を取った後も、休日を有効活用していきましょう。
適度に休み、体のケアも行いながらスキルアップを目指すことが、多くのお客さんに愛されるアイデザイナーになる秘訣です。