ブライダルヘアメイクになるには、どのような順序があるかをご存知ですか?なんとなく「将来はブライダルヘアメイクを目指す」と考えるのも良いのですが、夢を本当に実現させるには具体的な方法を知らなければなりませんよね。
今回は、ブライダルヘアメイクになるにはどのような方法があるのかをご紹介していきます。
【必見】ブライダルヘアメイクになるには
ブライダルヘアメイクとは?
ブライダルヘアメイクは、結婚式・披露宴・二次会・写真撮影などで新郎新婦のコーディネートに合わせたヘアメイクを行う職業です。
なぜ一般的なヘアメイクではなく、「ブライダルヘアメイク」という職業に分かれているのかというと、結婚式用では一般的なヘアメイクと異なるからです。
華やかな衣装に身を包む結婚式では、衣装に負けてしまうヘアメイクではバランスがとれないため、派手なヘアメイク技術が必要になります。
写真映えるも考えると、ブライダル用のヘアメイクは普段のメイクよりも倍以上、派手さや華やかさが求められるのです。
そして、ブライダルヘアメイクの仕事はそれ以外にも、式中のお直し対応もします。
メイクやヘアセットは時間が経つにつれ崩れてしまうので、常にきれいな状態をキープできるよう、お直し対応をするのです。
つまり、ブライダルヘアメイクとは式や写真撮影の準備段階で活躍するだけでなく、行事や撮影が終わるまで活躍する職業。新郎新婦が一番輝く状態でキープし続ける、縁の下の力持ち的存在でもあるのです。
ブライダルヘアメイクは将来性のある職業?
将来プロのブライダルヘアメイクを目指すなら、将来性がある職業なのかどうかが気になる方も多いのではないでしょうか。
せっかくプロになったのに、ブライダルヘアメイクの需要があまりなくなったり、廃れてしまうのでは困りますよね。
結論から言うと、ブライダルヘアメイクの需要がなくなる可能性は低いと言えます。
なぜなら、結婚式を行う新郎新婦にとって、プロのブライダルヘアメイクは欠かせない存在だからです。
ただ、昨今の日本では結婚式を行うカップルが減少傾向にあると言われています。需要が全くなくなる心配は無いとはいえ、昔よりも需要は低くなりつつあると言えるでしょう。
しかし、昔の日本よりも結婚式を行うカップルが少なくなっているとはいえ、まだ式をあげるカップルは多いです。写真撮影だけでも…というカップルも多く、ブライダルヘアメイクの需要がなくなることは考えにくいので、ご安心を。「生涯続けられる職業」だと言えるので、ぜひ前向きにブライダルヘアメイクを目指してみてくださいね。
ブライダルヘアメイクになる方法とは?
プロのブライダルヘアメイクになるには、どのような進路に進むべきなのでしょうか。
こちらでは、ブライダルヘアメイクになるにはどんな方法があるのかをご紹介していくので、ぜひ進路の参考にチェックしてみてください。
①美容師免許が取得できる学校に進学することが重要
ブライダルヘアメイクは、メイクを行うだけなら美容師免許は必要ありません。
しかし、ヘアセットも行いたいのであれば、美容師免許の取得が必須です。
また、メイクだけしかできないよりも、ヘアセットもできる方が就職の幅が広がり、採用されやすくなるなどのメリットもあります。特別ヘアセットをしたいわけではないという方でも、美容師免許は取得していて損はありません。
②美容系の専門学校・短大・大学への進学
メイクの勉強だけをしたい場合でも、美容系の学校に進学することをおすすめします。独学でメイクの勉強をしてきた人よりも、やはり美容系の学校に行っていたことは就職の際の強みに。
美容系の学校では独学では勉強しきれない知識・技術も身につきます。確実に自分の力にしていきたいのであれば、美容系の学校に進学し、メイクの知識や技術を勉強していきましょう。
③メイク系の資格を取得する
IBF国際メイクアップアーティスト認定試験、日本メイクアップ技術検定などの資格は、取得しておいて損がありません。メイクの技術・知識・接客力を測る試験で、受験に合格すれば相応の能力があると認められるからです。
資格を所持していれば自分の能力をアピールでき、就職の際に役立ったり、お客様からの信頼を得られるなどのメリットがあります。
また、ブライダルの基礎・マナー・文化を学べるブライダルコーディネート技能検定という資格もおすすめです。ブライダルの知識は、結婚式に関わるブライダルヘアメイクにとって重要なものになります。これらの資格は取得していなくてもプロのブライダルヘアメイクになれますが、得た知識や技術は必ず自分の力になり役立つので、おすすめですよ。
まとめ
結婚するカップルを輝かせる素敵な職業、ブライダルヘアメイク。メイクだけなら資格がなくてもなれる職業ではありますが、就職や仕事の幅を広げるには美容師免許の取得がもっとも重要です。メイク技術だけより、ヘアセットの技術もある方が就職の際の採用率が高いからです。
まずは美容師免許を取得し、それから将来メイクだけ担当するブライダルヘアメイクになるか、どちらも担当できるブライダルヘアメイクになるかを選択すれば良いでしょう。
また、将来役に立つ美容系の資格も、余裕があればぜひ取得を目指してみてください。今回ご紹介した方法は就職時の採用率を重視しています。堅実にブライダルヘアメイクを目指していきたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。