ブライダルヘアメイクは華やかで幸せいっぱいの業界。働きたいという方は多く、とても人気のある職業です。
結婚式という人生で一度のセレモニーのサポートに携われる素晴らしい職業ですが、具体的にどのような働き方をしているのかご存知でしょうか。
まだ「将来はブライダルヘアメイクになりたい」と漠然と思っているだけの方も、今回はブライダルヘアメイクの働きについて学んでみてください。
ブライダルヘアメイクの働き方について詳しく紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ブライダルヘアメイクの働き方
将来プロのブライダルヘアメイクになった時、どのような働き方をする道があるのでしょうか?
ここではブライダルヘアメイクはどんな場所での働き方があるのかを紹介していきます。
①結婚式場で働く
結婚式場に就職し、その結婚式場専属のブライダルヘアメイクになるという働き方です。
結婚式場によって割り振られる仕事の内容に違いはあるかもしれませんが、自分がやること・やらないことがはっきりしているので、快適に働けるでしょう。
また、仕事の順序は式場の方で決められているので、それに沿って仕事を進めていきます。ある程度仕事の道筋ができているので、働きやすいと言えるでしょう。
ただ、多くの結婚式場の正社員は休日が少なく、思うように休みを取れない場合や体力的に厳しいという状況になる場合も珍しくありません。
②サロンに所属する
結婚式場に所属するのではなく、サロンに所属する働き方もあります。
契約している結婚式場に必要があれば出向いてヘアメイクするので、サロンに所属しているブライダルヘアメイクは大勢です。
また、サロンに所属するブライダルヘアメイクは、ブライダル以外のヘアメイクも担当することがあります。
七五三、成人式でのヘアメイクも仕事のうちなので、サロンに所属するとブライダル以外の仕事にも携わることができるのです。
③フリーランスで働く
結婚式場やサロンに所属せず、フリーランスとしての働き方もあります。
自分を売り込んでいかないと仕事の依頼が入ってこないので、苦労する働き方とも言えるでしょう。
フリーランスになる前に結婚式場やサロンで名前を売り、人気が出てから独立しフリーランスになる人もいます。
最近ではSNSを活用して宣伝する場合もあるようです。とにかく仕事が貰えるように常にアンテナを張り、自分を売り込むことも仕事のうちに入ってきます。
ブライダルヘアメイクの雇用形態
ブライダルヘアメイクにもさまざまな雇用形態が展開されています。
自分がどういう形で働きたいのかを考えた上で、就職を目指していきましょう。
①正社員
ブライダルヘアメイクの仕事をしながら、会社負担で着付けなどの勉強をさせて貰える場合があります。より技術力のあるブライダルヘアメイクを育成するために、会社で資格の取得をサポートしてくれるのです。
ただ、仕事は時間に縛られがちで、結婚式が終わったらすぐに次のリハーサルメイクに入るなど、体力的に厳しい面もあります。
また、休日は多くても120日ほどで、少ないと90日未満の場合も。結婚式は土日祝日に集中するので、休みがとりにくいのです。
休日もきちんととりながら正社員として働きたい場合は、求人を見てスタッフ数が多い会社を選ぶと良いでしょう。
現場に立てるスタッフが多いほど休みがとりやすくなります。
②パート、アルバイト
正社員よりも時間に融通がきく働き方で、週に決められた回数の出勤をします。正社員よりも気軽に働くことができますが、現場では指示に従って動くことが多く、柔軟な対応が求められる立場です。
ブライダルヘアメイクの仕事内容
ブライダルヘアメイクは結婚式本番の前に新郎新婦のヘアメイクを行うことが主な仕事ですが、その他にもさまざまな仕事を行っています。
・リハーサル
結婚式を行う前から新郎新婦とヘアスタイルやメイクについて相談を重ねます。
きちんと新郎新婦が納得できるよう、リハーサルとして実際にヘアセットやメイクを行うのです。
ここできちんと相談ができていないと、結婚式当日になって新郎新婦と揉める原因になるので、入念な話し合いとリハーサルが必要になります。
・前撮り
結婚式の前に前撮りを行う場合、撮影前の新郎新婦にヘアメイクを施します。
撮影時間中は常に新郎新婦のそばで待機。髪型やメイクが崩れた時にすぐ対応できるようにしているのです。
汗をかきやすい時期は特に崩れるので、こまめにチェックをして都度お直しに入ります。
・結婚式当日のヘアメイク
結婚式本番に行う仕事です。
リハーサル通りのヘアスタイル・メイクに仕上げ、一生に一度の結婚式に新郎新婦を送り出します。
結婚式中は写真撮影も行われているので、ここでヘアメイクに失敗すれば結婚式が残念な思い出として残ってしまうでしょう。
・参列者のヘアメイク
ブライダルヘアメイクは新郎新婦のヘアメイクだけに携わる仕事ではありません。
希望があれば参列者のヘアメイクも行っています。
・結婚式中のお直し
結婚式中に髪型やメイクが崩れた時に対応できるよう、結婚式本番の日は会場内で待機しています。
また、お色直しを希望されている場合は、お色直しの対応も。
新郎新婦を結婚式に送り出したら終わりではなく、結婚式中もブライダルヘアメイクの仕事は続いています。
まとめ
ブライダルヘアメイクとしてどんな風に働きたいと思っていますか?
どこに所属するか、雇用形態は働き方に関わってくることなので、将来ブライダルヘアメイクとして働きたいと考えている方は、自分がどういう環境で働きたいのかまで明確にしておくと良いですよ。
今回の記事が、働き方の参考になれば幸いです!