美容専門学校の入試には、面接を設けているところが多くあります。
学生にとって面接ではどんなことを聞かれるのかや、気を付けた方が良いポイントを不安に思う方は多いのではないでしょうか。
今回は美容専門学校の面接について説明をしていきます。面接対策をしっかり行い面接でいい結果を残したい人や、当日に焦らないよう準備を万全にしたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
美容専門学校の面接対策!逆質問はどうしたら良い?
美容専門学校の面接対策!
美容専門学校の面接ではどんなことを聞かれるのでしょうか?事前によくある質問を把握しておき、当日に慌てないよう対策していきましょう!
①志望動機
「なぜ本校を選んだのか?」という質問は、ほぼ必ずといって良いほど聞かれます。
さらに「なぜ美容に関心があるのか」「なぜこの職業を目指すのか」をセットで質問される場合もあるでしょう。
多くの学生は「なぜ?」に答えるべく理由や興味を持ったきっかけを回答するのですが、それでは少しアピールが弱いです。理由・きっかけを述べた上で「将来こうなりたい」「こんなふうに貢献していきたい」など、未来像も含めて答えられるとベストですね。
また、志望動機を答える際には、希望校の特徴を挙げ「自分はこの学校で学ぶにふさわしい学生だ」という主張をしましょう。模範的な回答は無難ですが「なぜ?」への回答だけでなく未来像やアピールを積極的に行い、他の学生と差をつけることが面接成功のポイントです。
②専門分野の質問
美容業界にどの程度の興味や知識があるのかを聞かれることがあります。美容専門学校の面接官からそういう質問をされると「無知では落とされるのでは」と不安になりますよね。
しかし、まだ美容専門学校に入学する前の段階では専門的な知識の有無・経験の多さは重要視されていません。この質問の意図は、どういう理由でこの分野に興味を持ち、具体的に何を何のために積極的に学びたいのか、意欲の有無を確かめているのです。
逆質問への対策はどうする?
定番とも言える質問が終わると、今度は「逆質問」をされることがあります。逆質問とは、簡単にいうと面接官から「あなたから質問はありますか?」と問われることです。逆に質問する立場にされて慌てないよう、逆質問への対策も万全にしておきましょう。
①具体的な質問をすることが肝
逆質問では「学校のことを本当に知りたいんだな」と思ってもらえるよう、具体的な質問をすることが重要です。
- こういう取り組みがあると聞いたので詳しく教えて欲しい
- この授業ではどういうことをするのか
- あるサークルに興味があるがどういう活動をしているか
- 御校ならではの学習スタイルを知りたい
このように、学びに関する質問は無難かつ意欲をアピールできるのでおすすめですよ。
②ネガティブな質問はNG!
美容専門学校への入学は楽しみでもあり不安でもあるでしょう。
しかし、だからといってネガティブな逆質問はNG。
- 勉強できる環境はしっかりしていますか?
- 私でも覚えられるでしょうか?
- 赤点を取ったらどうなりますか?
このようなネガティブな逆質問はあまり良くありません。美容専門学校側は「勉強したい!」という意欲にあふれている学生を欲していますから、ネガティブな発言は印象を下げる要因になってしまうでしょう。
③面接官の予想外の質問
面接官が予想もしていなかったような逆質問をするのも良いでしょう。
- 趣味
- 好きな食べ物
- 長所と短所
- 生徒と関わる上で大事な事
- 尊敬する人
多くの学生は学校の情報が得られる逆質問をするのですが、あえてこのような質問をしてみるのも面白いですね。
「こんな質問されるとは思わなかった」と驚かれ、あなたの印象が強くなりますし、面白い生徒が来たと思ってもらえると面接の合格率が上がる可能性があります。
④注意点
逆質問に対して「特にありません」と答えるのは、駄目ではありませんがおすすめしません。
せっかく質問の機会を設けてくれたのに「ありません」では、消極的に見られてしまい、美容専門学校での勉学への意欲がなさそうに見えてしまいます。
特別聞きたいことは本当に無いとしても「①」のような質問をひとつ以上はしておいた方が良いでしょう。
まとめ
美容専門学校の面接対策を紹介しましたが、参考になったでしょうか?面接では、このような点が大事だと分かりましたね。
- なぜこの美容専門学校に入りたかったのか
- 未来像や自分がいかにこの学校に入学するに相応しいかをアピールすること
- 何のために学びたいのか
- その職業を目指す理由
また、逆質問で大切なポイントもご紹介しました。
- 美容専門学校の学びに関する質問
- 面接官が予想していないような質問
- 「特にありません」は言わない
- ネガティブな質問をしない
これらの項目を意識し面接に挑めば、きっと面接官に良い印象を持ってもらえるでしょう。他の学生と差をつける回答をし、美容専門学校への切符を手に入れましょう!