笑顔や幸せでいっぱいの職場で華やかな仕事ができるブライダルメイクアップアーティストは、美容業の中でもトップクラスと言えるくらい人気がある職業です。
一般的な「メイクアップアーティスト」とは、また違う仕事内容ですし、異なる技術や知識が必要になるので、将来ブライダルメイクアップアーティストを目指したい方は、専門的な技術や知識を学ぶための進路を選択していく必要があります。
本記事は、ブライダルメイクアップアーティストになるには、どのような方法があるのかを解説していくものです。将来の進路について調べている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ブライダルメイクアップアーティストを目指せる美容専門学校
ブライダルメイクアップアーティストを目指す場合「美容専門学校に通う」か「独学」で学ぶかに分かれます。
美容専門学校にはメイクを学ぶ専門学校があるので、高校卒業後の進路は、メイクを学べる美容専門学校に進む方法が一般的です。
ただ、ブライダルメイクは、普段しているようなメイクとは違い、派手なヘアスタイルやドレス、結婚式会場に負けないように、派手めなメイクをします。
一般的なメイクを学ぶことでもメイクの知識や技術は学べますが、ブライダルメイクアップアーティストを目指すなら、現場で使える技術や知識が必要不可欠です。
美容専門学校には「ブライダルコース」「ブライダルメイク専攻」「ブライダルヘアメイク専攻」などの名前でブライダルメイクアップアーティストを目指す方向けのコースがあるので、将来はっきりとブライダルメイクアップアーティストを目指したいと考えている方は、そちらへの入学をおすすめします。
また、ブライダルコース、ブライダルメイク専攻、ブライダルヘアメイク専攻は、学校によって授業内容は変わって来ますが、どの学校でも基本的なメイク技術、ブライダルにふさわしいメイクやヘアアレンジ、応用スキルなどを教えているのが特徴です。授業の中で、ブライダルエステ、ブライダルネイル、ドレスコーディネートなど、ブライダルに関わることを全て教えている学校もあります。
ちなみに、学校によっては夜間課程や通信課程があるので、事情があって学校にいけない方や、働いている方でもブライダルメイクアップアーティストを目指して学校で学ぶことが可能です。
独学でブライダルメイクアップアーティストを目指す
ブライダルメイクアップアーティストは、美容師免許の取得を目指さない限り、なければならない資格はないので、独学でもブライダルメイクアップアーティストを目指すことは可能です。
その場合、メイクやブライダル関係の民間資格の取得を目指しながら勉強を進め、技術や知識を身に着ける方法があります。
ただ、独学でブライダルメイクアップアーティストとして働ける力をつけても、就職の際に苦労する可能性が高いです。
ブライダルメイクアップアーティストは一般的なメイクや美容師よりも募集枠が小さく、企業によっては懇意にしている美容専門学校から採用枠をとっている場合があります。
また、美容専門学校を卒業していないと採用条件を満たせない場合も。必ずしも美容専門学校を卒業していないと就職できないということはありませんが、コネがないと就職が難しかったり、かなり遠回りの道のりになる可能性が高いので、美容専門学校に通いブライダルメイクアップアーティストを目指す方が、おすすめです。
ブライダルメイクアップアーティストはコミュニケーション能力が重要
ブライダルメイクアップアーティストはメイク技術や知識が大事ですが、コミュニケーション能力も重要なスキルです。
新郎新婦は幸せいっぱい。そんな雰囲気に水をさす言葉遣い、やりとり、態度はクレームの元になってしまいます。
それに、コミュニケーション能力が十分でないと、新郎新婦からの要望の確認や提案が不足する可能性も。十分なコミュニケーション能力がないと、仕事をまっとうできません。
また、新郎新婦は楽しみにしている一方、慣れないことに緊張したり不安を抱えたりしています。ブライダルメイクアップアーティストは新郎新婦と関わる時間が長いので、安心させてあげるのも仕事のうちに入りますから、コミュニケーション能力は重要なスキルになるのです。
まとめ
ブライダルメイクアップアーティストになるには、専門的な知識や技術を学べる美容専門学校に通うのが一番おすすめです。
独学でもなれないことはありませんが、夢を実現させるためにはかなりの遠回りになる覚悟がなければなりません。
美容専門学校に通うか独学で目指すかは人それぞれですが、自分が納得できる方法でブライダルメイクアップアーティストを目指してくださいね。
ブライダルヘアメイクの情報についての記事はコチラから!






