化粧品専門店や百貨店、ドラッグストアなどのコスメカウンターでお客様に化粧品のアドバイスを行ったり、実際にメイクやスキンケア、販売を行う美容部員。
お客様の「美容のお手本」としてカウンターに立ち、美しくなるためのアドバイスを行う美容部員は「カッコイイ」と、憧れる人は多いものです！
今回、美容部員になるにはどんな進路を進んで行くのが良いのかを解説しています。これから美容部員を目指そうと思っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
美容部員の仕事内容とは？
冒頭で話したように、美容部員はお客様に美容に関するアドバイスを行うことが仕事です。
基礎化粧品・メイク用化粧品は、専門的な知識を持っていたり、よほど好きではないと購入にはかなり迷いが生じやすいですよね。
そんなお客様の悩み・迷いに寄り添い、ひとりひとりに合う商品の提案を行ったり、肌質改善・メイク方法のアドバイスを行うのが美容部員の主な仕事になります。
仕事内容をざっくり分けると、接客・販売・商品陳列・商品補充・在庫管理の５つ。お店によってはDMの作成やその他雑務なども仕事に入ってきます。
美容部員になるには
お客様に美容に関するアドバイスを行う仕事ですから、専門学校に通ったり、必要な資格があるのだろうと想像する人は少なくありません。
しかし、美容部員になるためのハードルは、そこまで高くありません。
それではそれぞれ項目に分けて解説していきます。
①美容部員に資格は不要
美容部員になるために必要な国家資格などはなく、無資格でも美容部員になることが可能です。実際、求人情報を見てみると「未経験OK」という募集も多くあります。
未経験の場合、就職後には商品の知識・接客方法・メイク技術・スキンケアの知識などの研修をみっちり行う企業が多いです。
また、美容部員としてのスキルアップを目指し、メイクスクールや専門学校に通いながら働く人もいます。
資格は不要ですが、だからこそ自らスキルアップするための行動を起こす必要があると言えます。
②取得しておくと有利になる資格がある
美容部員になるのに資格は不要ですが、それはあくまでも美容部員になれるかどうかの話。
就職の際のことを考えると、持っておいた方が有利になる資格はあります。
資格を持っていればすでに美容に関する基本的な知識・テクニックを持っているので、企業側は教える手間が減りますし、即戦力として投入できるので採用したいと思ってくれる可能性が高くなるんです。
全く資格がない人よりも志望動機にも説得力が生まれますし、余裕があれば資格取得を目指すと良いでしょう。おすすめの資格はこちらです。
・日本メイクアップ技術検定試験
メイクテクニックやお客様のカウンセリング、接客などを学ぶことができます。
基礎的なメイクテクニックが身につくので、お客様にメイクを行う機会がある美容部員を目指すなら、持っておくと役に立つでしょう。
・日本化粧品検定
メイクや美容の知識、化粧品が肌に与える効果などを学ぶことができます。化粧品についての知識が深まれば、より具体的にお客様にアドバイスすることができるようになるでしょう。
③コミュニケーション能力を磨く
美容部員はお客様と近い距離で接し会話などのコミュニケーションが必要になります。
スムーズな会話やお客様にリラックスして貰うためには、それなりにコミュニケーション能力が必要になるでしょう。
人と接するのが得意ではない人は、克服できるように今から色々な人と喋る機会を持つなどして、人と喋ることへの苦手意識をなくしていきましょう。
美容部員を目指すのにおすすめの学校
将来美容部員を目指すために学校に通い知識と技術を身につけたい人は、美容部員として働くのに必要なことを学べる美容専門学校への入学をおすすめします。
美容部員を目指しているなら、美容学科・ビューティーコンサルタント・トータルビューティーなどの学科、コースがある美容学校を選ぶと良いでしょう。
独学や研修で学ぶよりも効率よく質の良い勉強ができるので、学校でしっかり知識と技術を身につけてから美容部員になりたい人は、美容専門学校への進学を検討してみてください。
学費は学校やカリキュラムによって異なりますが、だいたい100万円前後かかる所が多いようです。
ちなみに、美容専門学校では在学中に美容関連の資格を取得することもできる所が多くあります。
卒業と同時に美容部員として即戦力になれる知識と技術、資格を持って企業にアピールできるのは、かなり強力です！
まとめ
美容部員になるには資格がなくてもOKですが、美容専門学校を卒業した人や資格を有している人に比べると、アピールポイントが弱くなってしまいがち。
ただ、美容専門学校に行っていなく資格を持っていなくても諦めることはありません。
もし採用されれば研修期間が設けられ、そこでしっかり美容部員に必要なことを教えて貰えます。
美容専門学校を卒業後に美容部員を目指す人も、未経験で美容部員になりたい人も、ぜひ頑張ってくださいね！
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