今、美容部員をやっていて、メイクアップアーティストの職業に惹かれている方はいませんか？
目指している職業や夢にしていた職業も、実際についてみると「あれ？何か違うな」と思うようになり、別の職業になりたくなる場合があるので、おかしいことではありません。美容業界にもともと興味があり美容部員になったのでしょうから、同じ美容業界のメイクアップアーティストに興味を持つことは「当たり前」とも言えます。
では、興味を抱くだけでなく、実際に美容部員からメイクアップアーティストに職を変えたくなってしまった場合、それは可能なのでしょうか？本記事では、美容部員からメイクアップアーティストになる方法について解説いたします。
美容部員からメイクアップアーティストになることは可能
美容部員からメイクアップアーティストになることは可能と言えます。それは「同じ美容業界だから」という理由ではなく、どのような職業でも、今の仕事から別の業種に移ることが可能だからです。
全く違う業種に移る人だっているのですから、美容部員からメイクアップアーティストになることは珍しいことではないですし、やろうと思えばできます。
全く別の業種になるとしたら、その職業につくために1から勉強をし直す必要がある場合もありますが、美容部員はメイクの技術や知識を持っていますから、メイクアップアーティストになることは、そう難しいことではありません。
美容部員からメイクアップアーティストになるには？
①メイクの勉強をする
美容部員は化粧品販売のプロなので、メイクについての知識や技術はプロのメイクアップアーティストには及びません。美容部員の仕事は化粧品の販売で、メイクアップサービスはあくまでも商品販売に必要なささやかなサービスです。
メイクをして賃金を得るメイクアップアーティストとは異なり、化粧品の販売により賃金を得ているので、そもそも同じ美容業界とはいえ、仕事にしている分野が全く異なります。
そのため、美容部員の仕事をしながらメイクアップアーティストを目指すには、メイクの勉強が必要です。
基礎知識はあるので、メイクの応用など、さまざまなメイクができるようにしていくための勉強になっていきます。メイクアップアーティストは国家資格が必要な職業ではないので、独学で学んでもメイクアップアーティストを名乗れますが、就活やお客様からの信頼を得るために、民間資格を取得するのがおすすめです。
特に取得した方が良いのは、JMA日本メイクアップ技術検定試験と、IBF国際メイクアップアーティスト認定試験。他にも探せば色々な資格がありますが、メイクに関する資格は権威のある2つの資格の取得を目指すことをおすすめします。
また、独学ではなくきちんと勉強をしたい場合は、メイクアップアーティストを目指せる美容専門学校への入学がおすすめです。働きながらでも通える学校があるので、最寄りの美容専門学校を探してみましょう。
②美容部員の仕事をしながら基盤を整える
メイクアップアーティストになりたいために、美容部員をすぐに辞めてしまうのは得策とは言えません。必ずしもダメとは言えませんが、メイクアップアーティストになるためにメイクの知識や技術を掘り下げたり、資格の取得や美容専門学校への通学をする必要があるので、学費のためには美容部員を続けながら、メイクアップアーティストを目指すのがおすすめです。
また、メイクアップアーティストになった後はアシスタントとして数年働かなくてはならず、その間は給与が非常に少ない可能性があります。
アシスタント期間の生活費を賄う貯蓄も蓄えられるので、美容部員からメイクアップアーティストになるのを目指す場合、美容部員の仕事を続けながらメイクアップアーティストになる基盤を整えるのがおすすめなのです。
③就職先を探す
メイクアップアーティストとしての技術や知識を身に着けたら、いよいよメイクアップアーティストとして働ける場所を探します。
メイクアップアーティストの就職先は美容サロン、メイク専門プロダクション、ブライダルサロンなどがありますが、どういう人を相手にメイクをしたいというのが決まっていれば、就職先はある程度絞ることができるでしょう。
例えば、花嫁相手にメイクの仕事をしたいと考えているならブライダルサロン、芸能人やモデルを相手に仕事をしたいならメイク専門ブロダクションなどです。自分が誰のために腕をふるいたいと思って勉強をしてきたのか、ということを踏まえ、就職先を探していきましょう。
まとめ
美容部員からメイクアップアーティストになることは可能なので、やっぱりメイクアップアーティストになりたいという思いが強いのであれば、今からでもプロのメイクアップアーティストになるための勉強を始めてみてはいかがでしょうか。
プロとして活躍するための技術と知識を身に着けるのは大変ですが、やりたいことが見つかったのなら、すぐにでも行動を始めましょう。
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