美容師の夢を叶えるには、数々の条件があるので、しっかり美容師として活躍するための進路や進学先の計画を考える必要があります。
今回の記事では美容師として活躍するために必要な美容師免許の取得方法や進路の例をご紹介していきます。
将来、美容師を目指している方は、ぜひ参考にしてみてください!
美容師になるために満たすべき3つのポイント
美容師は、思い立った時にすぐ受験をして免許を取得できる…というものではありません。
美容師になるための条件があり、それをクリアしていなければ免許の取得はできないので要注意です。
将来美容師を志しているのであれば、必ず進路や進学先を考えながら行動していきましょう。
美容師を目指すのに必要な条件は主に3つ。
- 年齢が18歳以上
- 高校を卒業している
- 美容学校(厚生労働大臣指定校)を卒業している
まず、美容師資格を取得する国家試験を受験するには、美容学校の卒業が条件になっています。
気になる年齢についての条件は、高校を卒業すれば自動的にクリアできるので、さほど問題ではないですね。
国家試験の受験資格は、厚生労働大臣指定校の美容学校での学習を修了していないと得られません。
美容学校の中には厚生労働大臣指定校になっていない学校も多くあるので、進学先に考えている美容学校が厚生労働大臣指定校になっているかは必ずチェックしましょう!
もしうっかり指定校になっていない学校だったら、せっかく卒業しても国家試験が受けられませんよ。
美容学校に通って美容師免許を取得しよう
美容師の免許を手に入れるためには、国家試験を受けるために美容学校を卒業しなければなりません。
自分がどのような美容学校に入学するのが最適か見極め、希望校を決めていきましょう!
また、選択次第では就学年数も変わるので、どれくらいの期間で美容師免許を取得したいのかライフスタイルに合わせて選んで行くと良いですね。
①通信課程
ここでは通信課程のメリット・デメリットを項目に分けてご紹介!
メリット
- 学校に通わず主にレポート提出でOK
- 登校日は年に数回
- 学校に抵抗があっても安心
- 働きながらでも学べる
- 子育てしながらでも学べる
- 学費が安く経済的な不安から解き放たれる
デメリット
- 就学期間が長い
- 効率よく自宅学習するのが難しい
- 疑問点があってもすぐ相談できない
- 卒業までにかかる期間…約3年
②昼間課程
ここでは昼間課程のメリット・デメリットを項目に分けてご紹介!
メリット
- 高校卒業後に最短で美容師免許を取得できる
- 国家試験対策に強い
- 合格率が高い
- 卒業までにかかる期間…2年
デメリット
- 働きながらや子育てしながらの入学は困難
③夜間課程
ここでは夜間課程のメリット・デメリットを項目に分けてご紹介!
メリット
- 仕事をしながら学べる
- 子育てしながら学べる
- 何らかの事情がある人が多いので、学校に抵抗がある人も安心して学校に通える
- 就学期間が昼間課程と同じ2年
デメリット
- 仕事終わりや子育てしながら通うのは体力的に大変
- 就学期間が長い場合がある
中卒者・高校中退者が美容師免許を取る方法
①高等専修学校
全国に数は少ないですが、高等学校卒業と同時に美容師国家資格を取得できる高等専修学校への入学も一つの手です。
高校を卒業していなくても入学することが可能で、高校生が学習する教科と美容の両方を学び資格の取得を目指していきます。
多くの美容学校が高校卒業者を入学条件にしていますが、高等専修学校は中卒者でも入学ができるため、最も早く美容師になれる進路を選ぶなら、中学卒業後に高等専修学校に入学するのがベストです。
②高卒認定
「高卒認定(高等学校卒業程度認定試験)」に合格すれば、高校を卒業している人と同程度の実力があると認められ、美容学校に入ることが認められるようになります。
働きながらや子育てしながら美容師免許は取得できる?
- 夜間課程
- 通信課程
どちらかの学校なら、仕事や子育てと両立させながら美容師を目指せます。
なぜ夜間課程や通信課程が良いのか、そのメリットをご紹介します!
夜間課程のメリット
- 仕事が終わった後に登校できる
- パートナーが帰宅してから登校できる(子供を預けられる)
- 子供との関わりを大事にしながら学校に通える(朝や昼間は子供と一緒に過ごせる)
通信課程のメリット
- 通信課程なら自宅でいつでも学習できる
- 疲れていても学校に行かなくていい
- 学費が安く家計を圧迫しにくい
仕事や子育てをしながら美容師を目指すことは可能です。
ぜひ、美容師の夢を叶えるために最寄りの美容学校を探してみてくださいね。
まとめ
厚生労働大臣指定校に入学し、卒業することで国家試験の受験資格が得られ、試験に合格すれば美容師免許を取得できます。
多くの学校は高校卒業者を入学条件にしていますが、中卒者でも高卒認定の取得や高等専修学校に入学すれば、美容師への道は開かれるので、諦めないでくださいね。
もう大人で別の仕事をしている人も、これから美容師を目指すチャンスはあります!
ぜひ、今のライフスタイルに合う方法で、美容師免許取得を検討してみてください。
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