メイクアップアーティストは年々需要が高まっています。将来メイクアップアーティストを目指しているが「将来需要が落ち込んでいったらどうしよう」と、不安になっている方は少なくないのではないでしょうか。
しかし、近年メイクアップアーティストの需要は高まりつつあるので、需要に不安を抱える必要はほとんどないと言えます。本記事では、メイクアップアーティストの需要が高まっている理由についてを具体的に解説いたします。
将来メイクアップアーティストを目指したいと考えている方の参考や、安心材料にしてみてください。
メイクアップアーティストの仕事はなくならない
メイク技術というものは、素人の方でも趣味の範囲で学ぶことができ、中にはプロ顔負けの技術を持つ人もいます。
しかし、そういった人は全体で見れば少数な存在なので、多くの人は「ここぞ」という時にはプロのメイク技術を求めるもの。たとえばパーティ、成人式、結婚式、コンサート、同窓会などが代表的です。
メイクがあまり得意ではない人や、メイクはできるがプロほどの腕前はないという人からの需要はこれからも続くため、メイクアップアーティストの仕事が潰えてしまうということは考えにくいでしょう。メイクアップアーティストの仕事は誰でもできるものではなく、きちんと知識や技術力を磨いた人がなれる「専門職」なのです。
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メイクアップアーティストの活躍の場とは?
メイクアップアーティストは活躍の場が増えているので、需要が年々高まっています。どのような場でメイクアップアーティストが活躍しているのか、例をご紹介していきましょう。
①サロン、プロダクション
メイクアップアーティストの主な活躍の場はサロンです。お客様の要望に応えたり、お客様の目的にあわせたメイクの提案を行っていきます。
また、プロダクション所属のメイクアップアーティストは、現場まで直行し依頼者の要望通りのメイクをしていくのが仕事です。プロダクション所属のメイクアップアーティストは、モデル、芸能人を相手に活躍しています。
②高齢者向けメイクセラピー
高齢化社会の今、高齢者向けのメイクセラピーが急激に需要が高まっています。メイクセラピーとは、介護施設などにメイクアップアーティストが出向き、高齢者にメイクをして元気になって貰う取り組みのことです。
メイクは若者だけのものではなく、高齢者も楽しめるもの。特に、施設に入るとなかなかオシャレを楽しむ機会も減ります。
そんな高齢者の方にメイクをして元気にしてあげたいという施設からの要望で、メイクアップアーティストが求められているのです。
③男性へのメイク
近頃は男性の「メンズメイク」が普及し始めており、男性からの依頼も増えています。男性にメイクをする機会はこれからも増えていく可能性が高いです。
男性の美しさを引き出すメイクは、女性へのメイクとはまた違うもの。メイクアップアーティストを目指す方は、メンズメイクの知識・技術も磨くと良いでしょう。
④特殊メイク
人の顔、体をモンスターの姿にするメイクをしたり、メイクで傷を作るなど、映画業界から求められる技術が今後拡大していくと考えられます。
特殊メイクの本場は海外ですが、これから日本でも特殊メイクの技術はもっと求められるものになっていくでしょう。特殊メイクができる人はまだ少ないので、もし国内での需要が高まれば、ひっぱりだこです。
⑤動画サイト
一般の方でも気軽に動画を公開し、世界中の人に見て貰える動画サイト。最近はどんどん発信者が増え、子供の将来の人気の夢は動画クリエイターになるほどです。
メイク関連の動画は数多くありますが、プロのメイクアップアーティストの動画は需要があります。素人とは違う目線でのアドバイス、技術が見られるとあって、人気が出やすいのです。
動画収益だけで暮らしていくのは難しくても、副業として良い収入になる可能性があるでしょう。うまく運用すれば、メイクアップアーティストとしての知名度をアップさせる広告がわりにすることもできます。
まとめ
世の中に美を求める人たちがい続ける限り、メイクアップアーティストの仕事がなくなることはなく、将来を心配する必要はありません。
さらに、メイクアップアーティストの活躍の場はどんどん広がってきているのが昨今の動きですあらゆる場所で活躍できることを見据え、知識や技術を磨き続けることが将来を左右するといっても過言ではありません。広く活躍できるメイクアップアーティストを目指し、努力を重ねていきましょう。