ヘアメイクは男性よりも女性の職業という印象が強い傾向ですが、最近では男性のヘアメイクも活躍しています。有名なヘアメイクのメディアへの登場などにより、さらに「男性ヘアメイク」の存在感は強く、将来の夢として掲げる男子学生も増えています。
今回の記事では、男性がヘアメイクになる方法や、男性ヘアメイクの需要についてご紹介。将来の夢に近づくための第一歩や、参考になれば幸いです!
男性でもヘアメイクになれる?
結論から言うと、男性でもヘアメイクになることができます。しかも、男性ヘアメイクは今需要が高まっており、活躍できる場がたくさん。
男性ヘアメイクだからこそできることもあるので、将来プロとして立てるようになったら、ひっぱりだこになるかもしれませんね。
①男性がヘアメイクになる方法は?
ヘアメイクになるのに「男性だから」「女性だから」というのは無いので、男性も女性もヘアメイクになる方法は同じです。
ただ、美容師免許を取得しないとヘアカットができません。メイクのみのヘアメイクは就職が難しい場合が少なくないので、美容師免許を取得することをおすすめ。プロのヘアメイクを目指すには、下記の様な方法があります。
- 美容師免許も取得できる美容学校に入学しヘアメイクを学ぶ
- 美容師免許を取得してから、ヘアメイクの専門学校に通う
- ヘアメイクの専門学校を卒業してから美容師免許を取得する
- 美容師免許を取得し、メイクは独学で民間資格を取得する
②ヘアメイクに有利な資格
美容師を名乗るには国家試験を受験し美容師免許を取得しなければなりませんが、ヘアメイクに国家試験はありません。無免許でもプロのヘアメイクとして働けるということになりますが、資格がある方が就職の際に有利になりますし、お客様から信頼を得られやすいので、余裕があれば取得をした方が良いでしょう。
ヘアメイクに有利な資格がこちらです。
日本メイクアップ技術検定(1級~3級)
国際的に通用するメイクを学べる資格で、全部で1級~3級があります。1級の合格率は50%未満ですので、1級の資格を得られればかなりのアピールポイントになるでしょう。
IBF国際メイクアップアーティスト認定試験
メイク技術の基本を理解し、実際にメイク技術があることを認定する資格です。
IBF国際メイクアップアーティストの資格を取得すると、就職、独立、フリーランスとしての活動支援を受けることができるので、取得しておいて損がありません。
男性ヘアメイクは需要が高い
女性の職業という印象が強いヘアメイクですが、実は男性ヘアメイクの需要は高いというのをご存知ですか?
①男性ヘアメイクは求められている
テレビ・雑誌・写真集・動画メディア・広告・ショー・舞台など、今の世の中にはヘアメイクの存在が欠かせない現場がたくさんあります。単純に「ヘアメイクの数が必要」というのもありますが、力仕事が向いている男性だからこそ、求められている場合もあります。
仕事道具は自分のものを持ち運んでいる人が多く、その量は膨大なもの。スーツケースいっぱいに仕事道具を持ち込む場合もあり、道具を運び込むだけでも力仕事です。
さらに、メイクやヘアセットをしている時は中腰のままで行うことが少なくなく、足腰がしっかりしている男性は仕事を安定して多くこなしやすいという点が、現場から求められている場合も。体力勝負になる場所からは「男性ヘアメイクが欲しい!」という要望が少なくないんですよ。
②男性が求める「可愛い」が分かる
女性が思う「可愛い」と男性が思う「可愛い」は異なる場合があります。
例えば、女性アイドルや男性から可愛いと思って貰った方が得する職業の女性は、男性ヘアメイクにメイク・ヘアセットをして貰いたがる人が多かったりするんですよ。
男性目線での「可愛い」が分かるので、男性からの人気を得たい女性にとって、「男性が思う可愛いメイク・髪型」ができる存在はありがたいのです。
まとめ
ヘアメイクはまだ女性の職としてのイメージが強いですが、どんどん男性も進出している職業です。ヘアメイクになるのに「男性だから」という制限はありません。
男性でもヘアメイクになれるのか不安を抱えていた方は、安心したのではないでしょうか!
今回の記事が将来の夢に近づくための参考になっていれば幸いです。ぜひ、美容学校への入学やヘアメイクに役立つ資格の取得を検討してみてくださいね。