本記事では、メイクアップアーティストのどんな所が厳しいかについてを4つご紹介します。
どんな仕事も大変なものですが、どんな種類の厳しさや内容の大変さがあるのか?どれだけ厳しいのか?という点気になりますよね。
「厳しそうだからやっぱりメイクアップアーティストになるのを諦めよう」と思う方はいないと思いますが、あらかじめメイクアップアーティストという仕事にどんな厳しいことがあるのかを知っておくと心構えができます。
将来メイクアップアーティストを目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。
メイクアップアーティストの厳しい所とは?4つの理由をご紹介!
メイクアップアーティストは、あまり「楽な仕事」とは聞きませんよね。
むしろ厳しい仕事・大変な仕事と耳にすることが多いですが、それには4つの理由があるのです。
ここではメイクアップアーティストがなぜ厳しいと言われるのか、理由をご紹介していきます。
①体力勝負な所がある
メイクアップアーティストは立ち仕事なので、体力的に厳しいという部分があります。しかもメイク中は中腰になることも多く、長時間のメイクになると足はパンパンになるでしょう。
さらにメイク道具はメイクアップアーティストが自分で用意しているものを持参する場合は重たい荷物を抱えたまま移動することも多々あります。
サロンや現場に用意されている場合もありますが、多くのメイクアップアーティストは使いやすいからと、自分で用意したメイク道具を持参することは少なくありません。
スーツケースいっぱいになるほどのメイク道具を運ぶのは、体力がないと厳しいものです。
②始めのうちは給与が少ない
メイクアップアーティストは、一般的にアシスタントから下積みをしていきます。晴れてメイクアップアーティストになれても、いきなりお客さんにメイクをすることはできないのです。
アシスタントのうちは、メイク道具のセッティング、後片付け、メイクアップアーティストのサポートを主に行います。ただサポートするだけでなく、プロのメイクアップアーティストの技や接客をよく見ることも仕事のうちです。
アシスタントはほぼ雑用仕事というのもあり、収入は月収でいうと10万円に満たない場合もあります。一人暮らしするには厳しい収入になるので、アシスタントの間は収入が安定するまで実家に残るのも選択肢の一つです。
③仕事での拘束時間が長く不規則
メイクアップアーティストはクライアントに合わせてスケジュール調整をするので、仕事の開始時間や終了時間が不規則になりがちです。
また、モデル・役者・芸能人などのメイク担当になるとメイクのお直しに入る回数も多く、収録やショーが終わるまでが仕事なので、拘束時間が長くなります。
まだ日が昇らない時間から出勤し、夜遅くにようやく帰宅できる…というケースも。
前述した体力勝負とも被ってはしましますが、やはりメイクアップアーティストは体力勝負の側面がありますので、体調管理を行い体調不良にならないように気をつける自己管理力も必要となります。
④勉強が終わることがない
メイクの流行はどんどん変わっていきます。日本ではまだ注目されていない海外で流行のメイクなども、人気のメイクアップアーティストはアンテナ高く常にインプットしています。
人気のメイクアップアーティストは流行に敏感で、さまざまなメイクに対応できる人です。常にアンテナを張り続けることは、メイクアップアーティストでい続ける限りやめることはできません。
もし流行を追うのをやめてしまうと、メイクアップアーティストとして生き残ることは、かなり難しいでしょう。
人気のメイクアップアーティストになるには
お客様から人気のメイクアップアーティストになれるかどうかは、将来独立できるか否かはもちろん、収入の多さにも直結してきます。
しかし、人気のメイクアップアーティストになるのは厳しいものです。そこで、人気のメイクアップアーティストとして活躍する上で絶対に身につけておきたい能力についてご紹介します。
コミュニケーション能力
メイクアップアーティストに重要なのは、メイクの技術はもちろんのことですが、コミュニケーション能力がかなり重要です。
どんなにメイクテクニックがすごくても、コミュニケーション能力が低くお客様に嫌な思いをさせてしまえば、リピーターになることはほとんどありません。コミュニケーション能力がなければ人脈も広がらず、独立することもフリーランスとして働くことも難しいでしょう。
人気のメイクアップアーティストの方を見ると、やはりコミュニケーション能力に長けていて、お客様に楽しい時間を提供しながらメイクをしています。すると「またこの人にメイクをお願いしたい」と思って貰えるので、リピーターの獲得に繋がるのです。
お客様からの印象は立派なメイクアップアーティストになるために大切なこと。コミュニケーション能力を磨き、接客方法を学ぶことも、メイクアップアーティストを目指す上で必要なことです。
ただ、コミュニケーションが苦手な人にとっては、かなり厳しいものになるでしょう。今から色々な人と話すことを心がけ、コミュニケーション能力を磨く努力をしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
メイクアップアーティストは華やかな印象が強い職業ですが、メイクアップアーティストの世界はとても厳しいものです。
メイクアップアーティストという仕事の厳しいことについて4つとメイクアップアーティストになるために必要な能力についてご紹介いたしました。
体力勝負やアシスタント時の収入が不安定な点やメイクアップアーティストという仕事の競争を勝ち抜くために常に高いアンテナを張って情報収集するなど、収入を安定させるのも、人気のメイクアップアーティストになるのも難しく、かなりの努力を必要とするでしょう。
しかし、努力を続ければ必ず報われるもの。諦めずに努力をすることが、メイクアップアーティストとして成功する秘訣です。
メイクアップアーティストの情報についての記事はコチラから!
https://beauty-tuition.com/makeup_strict